過払い金で和解してみる

和解の条件としては、

相手側は「過払額+利息」は認めると思いますが、

こちらは「過払額+利息+訴訟費用」を求めます。

訴訟費用は、

仮に勝訴した場合(訴訟費用は被告負担の判決)の
「訴訟費用額確定処分の申立」に準じて計算しています。
本来勝訴したときに訴訟費用は負けた方が払うのが原則ですので
和解のときには、ちょっと強引かと思われがちですが
訴状には、訴訟費用が先方持ちということも
あらかじめ出ておりますので、そのあたりは
主張してもいいと思います。

もともと法定金利外の貸し付けで、利息を取り過ぎていたものを
裁判によってでなければ返却しなかった業者の対応が
訴訟の原因ですから、
やはり訴訟費用まで請求し,業者に負担してもらって
初めて「過払い返還訴訟」は完結した,ということになるのでしょう。

出来もしない「みなし弁済」の立証を出来ると言い張り,
悪戯に裁判を長引かせた業者に対して制裁を与える意味でも,
これは払いすぎた額の利息同様、忘れないように請求しましょう。

まとめ

過払い金訴訟の流れ

○訴訟の手順~下準備から公判でのポイントまで

1,法務局で登記事項証明書(=代表者事項証明書)を取る。
これは代表者が誰なのか,つまり訴える相手方の会社と代表者を
明確にする資料です。

法務局で「登記事項証明書交付申請書」に申請人の名前
(貴方の名前),商号・名称(会社等の名前),本店・主たる事務者
(会社等の住所)を記載して窓口に提出してください。印鑑は不要です。
(請求事項の一番下の④代表者事項証明書の請求通数の欄に1と記入する。)

2.訴状作成
相手方の住所,代表者の氏名は1の資料にあわせる。

訴訟の雛形はネットで検索すればいくらでもある。

書き方が分からなければ裁判所に出向けば親切に教えてくれる。
自分で動こう。

3,訴訟額にあわせて収入印紙を用意(概ね訴訟額の1/100程度)
さらに予備納入郵便切手(予納郵券)を収める。
いずれも裁判所で額を教えてくれる。
一度に全社を訴えれば予納郵券が少なくなる。

あなたは利息制限法以上の金利で借りて過払い金が発生して
いることだけ立証すればいい。
必ず遅延損害金まで請求すること(5%or6%)
「みなし弁済」「悪意の受益者の否定」は業者側に立証責任あり。
・・・消費者金融業者は立証できない

安易に和解しない
判決まで頑張って過払い金+遅延損害金まで勝ち取ってほしい。
訴訟費用まで相手から取って初めて100点
生ぬるい8割和解などは、しない方が良い。

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